ゼロワンカレー南インド研修〜マレーシア編③
マレー料理教室編、後編!
↓前編はこちら↓
http://zeroonecurry.hatenablog.com/entry/2017/03/08/174223
TTDI市場での買い出しを終え、送迎の車で約20分。
到着したのがこちら!
ジャングルの中の料理教室!
ラザッ・クッキングクラス→http://www.lazatcooking.com/
設備もかなりしっかりしてます。
これが一人前の材料。
今回教わったのは、マレーシアの国民食である「ナシ・レマッ」。
↑これがポピュラーなスタイルのナシ・レマッ
ナシ=(炊いた)ご飯。
レマッ=脂肪。ここでは特にココナッツミルクのことを指す。
なので、ココナッツで炊いたお米のことを指すのですが、大抵は上のようなワンプレートのことを指します。
↑これはエア・アジアの機内食のナシ・レマッ。
というわけで、まずは炊飯からスタート!
洗って水に浸した長粒米(ジャスミンライスに近いもの)を、最初は水から炊きます。お米の上に乗ってるのは、割いて結んだパンダンリーフ。
水気が少なくなったのちに、ココナッツミルクを加えてさらに炊き
しばし蒸らしたらお米は完成。
その間に、ナシ・レマッの肝であるサンバルソースを作ります。
※南インドのサンバルとは無関係(笑)
サンバルソースは玉ねぎ、ニンニク、チリペースト、発酵エビペーストなどを合わせて作る万能ペーストのこと。
↑は、最もシンプルなタイプの朝食用ナシ・レマッ。
ご覧の通り、構成はココナッツライス通りサンバルソース「のみ」。
マレー料理では、サンバルソースはただのタレではなく、ご飯のお供やあらゆる味付けの中心になります。
作り方は手間ながらシンプル!
小型のレッドオニオン、ニンニク、キャンドルナッツと呼ばれるナッツを…
石臼でひたすらマッシュ!
それらをオイルでじっくり炒め、チリペースト、発酵エビペースト、タマリンドを加えてさらにじっくり加熱。
それに加えて今回は、大ぶりの海老がたっぷり入った豪華版!
火が通ったら…
おかずと一緒に盛り付けて完成!
ゆで卵、素揚げにしたピーナッツといりこ、輪切りのキュウリというのがお決まりの組み合わせ。
ちなみに、調理開始から完成まで、たっぷり3時間。
ゆっくり丁寧に、たまに(ふんだんに)ジョークも交えて説明しながら作ってくれるので、マレー料理の基礎を知るには最適だと思いました。
肝心のお味も、かなり美味い!
丁寧に作られたサンバルソース、侮れません。
マレーシア料理に興味があるなら、この料理教室はかなりオススメ!
参加の際は、必ずゆっくり時間を作ってからにして下さい笑
マレーシアの旅、まだまだ続きます!
※追記→今回、マレーシアの料理教室に参加したのは、現地の食文化や料理の構造を学ぶためです。
ゼロワンカレーは飽くまで南インド料理のお店なので、マレーシア料理店にシフトすることはありませんのでご安心下さい笑