ゼロワンカレー南インド研修〜南インド編④
↓↓前回記事↓↓
http://zeroonecurry.hatenablog.com/entry/2017/03/24/180135
フォートコーチン近郊の都市、エルナクラム。
経済的な発展も目覚ましい、コーチン周辺の中心都市とも言える街。
フォートコーチンは、ざっくり言うとこのエルナクラムの沖合に付帯する島にある街なので…
移動手段はこれ!ジェッティーと呼ばれる高速ボート!
1人あたり、たったの6ルピー(約12円)!安いし早い!
ジェッティースタンドと呼ばれる船着場から、だいたい15分感覚で出ています。
(島といっても橋はあるので、エルナクラム行きのバスもあります。行く場所によってはバスのほうが便利な場合も。)
この日のお昼はここ…
グランド・ホテル!
エルナクラム・サウス駅からもほど近い中〜高級ホテルなのですが、ここのレストランはいつも地元の人々で賑わう盛況ぶり!
こういうレストランは基本的に味は折り紙つき。
中でもここのケララ料理は、州内で比べてもトップクラスだと思います。
今のところ、毎年通ってますし(笑)
これは、ここの名物の「クレイポッド・ビリヤニ」!
その名の通り、素焼きの壺で蒸し焼きにされてサーブされるビリヤニ。
具材はフィッシュをチョイス!
グレイビーと魚の旨味が絡んで、美味い美味い。
前々回の記事で書いたケララ式のビリヤニなんですけど、こちらはギー(ざっくり言うとインドの澄ましバター)もたっぷり使っていて、かなりリッチなテイスト。
お米はバスマティライスではなく、地元でよく食べられる粒の小さなインディカ米を使っているのもここの特徴。小粒のお米だと、グレイビーとの絡みもより一層良い!
カレーはスパイシーなマトンマサラをチョイス!
骨つきマトンで、筋がトロトロ!
スパイシーながらも甘味のあるテイストなので、これまたいくらでも入ります。
ケララに来たら是非食べておきたいのがこれ!
ミーン・ポリチャットゥ !
ミーン=魚。
ポリチャットゥというのは、マラヤラム語(ケララ州の公用語)で、バナナの葉っぱに包んで蒸し焼きにする調理法のことを指します。
新鮮な魚介が獲れるケララならではの一品。
酸味と甘みのきいたグレイビーと、ホロっとした魚の身が絡まって、これも絶品。
これだけ頼んでも、すんなりペロッとイケてしまうのがここの料理の不思議なところ。
ビシっと決まったドアマンのおっちゃん!!
ビリヤニと並ぶここの名物です笑
おっちゃん、ごちそうさま!
こうした名店もあれば…
駅前ではこうした屋台グルメも楽しめたり…
これも屋台メシのひとつ。
エッグドーサを、あんちゃんが手際よく焼いてくれます。
ドーサとは、豆と米のペーストから作る、発酵生地のクレープのこと。
ここのエッグドーサはリクシャーの運ちゃんが群がるほどの絶品。
屋台メシも侮れません!
↑こちらが、スタンダードなプレーンドーサ。
ひょっと入った安食堂でも、こんなクオリティのドーサが出て来ます。
サクモチ食感で、焼き加減バッチリ!
メドゥ・ワダ(豆のペーストから作る生地をドーナツ状に揚げた軽食)も旨し!
朝食や小腹が空いた時にぴったり。
こうした地域密着型のグルメと出会えるのが、エルナクラムのいいところ。
フォートコーチンにステイするなら、是非足を伸ばしてみて下さい!
次回は、フォートコーチンを離れて次なる街へ!
旅はまだまだ続きます。
お楽しみに!