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感激!ダージリン・マカイバリ茶園にホームステイ!〜その2

ホームステイ2日目。今日はいよいよ、お待ちかねの茶園&工場見学!

 

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朝はプーリー

 

カイバリ茶園の朝は早い!

本当に、ニワトリの声と同時におはよう!というのを体験出来ます。

起きると既にアンマーがプーリーを揚げているではないか。ちなみに、おとんはプーリーを伸ばす係。

 

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至福の朝食

 

昨夜の、マッシュルーム・タルカリと、今朝作ったマータル・タルカリ(マータル=グリンピース)

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マータルおかわりしました。

 

このマータル・タルカリ!これがまた絶品なんですよ!

それもそのはず、マータルは庭の畑からもぎたてで、冷凍のグリンピースと比べると完全に別物。食感はプリプリ、皮も柔らか。そして上品でフレッシュな甘みが…!

なんか贅沢ですよ本当。

 

食後にお茶もいただいて…

 

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今日から稼働中

 

まずは工場見学にレッツゴー!

 

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ひろーい

 

第1セクション。

ここでは茶葉の乾燥を行います。

この広い網棚の上に茶葉を広げて、温風を当てて乾燥させます。

 

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没シュート的な

 

乾燥させた茶葉は、床に空いたこの穴の中に!?

この穴は というと…

 

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イギリス製マスィーン

 

第2セクションに直通しています。システマティック!

ここではこの機械を使って、乾燥茶葉をローリングさせます。

この機械も相当なビンテージもの。20分間機械にかけたら、次の工程へ。

 

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物置ではありません

 

3セクション。揉捻させた茶葉をここで休ませ、酸化発酵させます。

ローリングマシーンにかけたことで茶葉の細胞組織が壊れ、内部から染み出してきた酸化酵素と空気が触れ合うことで、酸化酵素が進むわけです。

発酵時間は、なんとわずか2時間のみ。意外と短い!

 

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マシーンの名は「シロッコ

 

第4セクション。この大きな機械を使って、発酵させた茶葉を乾燥させます。

 

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まるでオーブン

 

内部はベルトコンベアになっており、茶葉が通過するまでに80度の熱を20分にわたって加え続けます。

水分を飛ばすと共に、酸化酵素の働きをストップさせる意味もあるようです。

 

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最終セクション!

 

ここでは、運ばれてきた乾燥茶葉を機械にかけ、ほぐすと同時にふるいにかけて選別します。

茶葉が大きいほど、ランクも上になるそうです。

訪問時は、マシーンは稼働してなかったんですけど…

 

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あれ?手作業?

 

マシーンのすぐ脇では、おばちゃん達が手作業で茶葉をほぐしている!??

聞くとこれは、初摘みの自分達用の茶葉なんだとか。

なんという贅沢な!飲ませてくれ!笑

 

工場での工程は、思ったよりも非常にシンプル。

3年ほど前にニルギリのティーファクトリーで見たCTCの工程とは全然違う!

説明もめっちゃ分かりやすく、勉強になります!

 

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あれに見えるは…

 

茶摘みじゃないか!

工場見学のあとは、念願の茶摘み体験!

ワクワクが止まらん!

 

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分け入つても分け入つても…

 

延々続く緑の茶畑…

 

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こんにちは!

 

カイバリコミュニティー婦人会の皆さん笑

「あんたらはラッキーだよ!今日はファーストフラッシュの摘み始めの日だからね!」

と聞かされ、テンションMAX!

 

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嫁、装備完了!

 

憧れの茶摘み籠を装着!

 

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こうやるんだよ、と

 

手取り足取り教えてくれました。

皆さん忙しいのに!バホト・ダンニャワ!(本当にありがとう!)

 

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美しい新緑…

 

これが!ダージリン・ファーストフラッシュの新芽!

一芯ニ葉というワードをよく耳にしますが、これがまさにそう!

葉は、何とこのままでも食べれるんです。

めちゃくちゃ柔らかくて歯切れもよく、爽やかな苦味と…おお!ダージリンティーのあの香りがする!

 

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熟練の業

 

我々がキャッキャするうちに、おかんはもうこんなに摘んでました。

さすが…!

 

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ありがとうございました!

 

茶摘み体験のあとは、茶園トレイル!

前回のブログでも書いたように、マカイバリ茶園は完全有機栽培の茶園。

そのための工夫が随所にあります。

 

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例えばこれ

 

茶園の脇に生えている、別段気にも止めない草。

実はこれ、レモングラス

農薬を使わない天然の害虫除けとして植えてあります。

 

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 まさに庭園的

 

所々に植わってるマメ科の木は、天然の日除け。落ちた実は肥料にもなります。

 

肥料は全て、落ち葉や牛のフンから作られます。

正真正銘の完全無農薬有機栽培。それでこの広さの茶畑を維持するのは並大抵ではないはず。

 

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枯れて…る…?

 

途中、一面枯れたように見える茶畑を発見。

でもこれは、葉を切り落として休眠させている茶樹で、枯れているわけではありません。

2年後にはまた葉が生い茂ってくるそうです。

 

「この茶樹たちは、全て樹齢100歳オーバー。茶園を作るということは、畑ではなく盆栽(Bonsai)作りに似てるんだよ」と、ガイドさん。

 

これこそが、多くの茶園がTEA farm(農園)ではなくTEA Garden(庭園)と名乗る理由に違いなく、物凄く納得。

 

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歩くの早いよ〜

 

そろそろご飯の時間!お家に戻ります。

こんなに濃い内容なのにまだ午前中という笑

 

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 ご飯が毎回楽しみで楽しみで

 

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ダール

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 アルー・サブジ

 

サブジといっても、フライドポテトのようにカラッと揚げ炒めにしたタイプ。

サクサク食感が良い!

 

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 ククラ・コ・マス!

 

おばあちゃん特製の、ネパール式チキンカレー!シンプルで深い味わい!美味い!

実はこれが、最後の晩餐ならぬ昼餐。最後だから、より豪華なノンベジ仕様にしてくれたのかも。

 

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手作りのレース

 

訪問の記念にと、レースを首から掛けてくれました。

 

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名残り惜しいけど、これでお別れ!

でもおかげでめちゃくちゃ濃くて有意義な体験が出来ました!ありがとう!

 

また来ますと皆に伝えて、マカイバリ茶園を後にした我々。

 

旅はまだまだ続きます!

 

http://zerooneyome.hatenablog.com/entry/2018/03/04/133558

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