極寒のダージリン〜紅茶園探訪その3
やって来ました!紅茶園!
有名処から攻めてみる
happy valley Tea Estate!
某歩き方にも掲載されている有名茶園であり、ダージリン市街地から歩いて行ける数少ない茶園のひとつ。
(※実はほとんどの茶園は、ダージリン市街地から車で3時間くらい降った所にある。)
お茶工場外観
中で受付を済ませると…
比較的分かりやすいインド英語
ガイドさんが説明を交えながら案内してくれます!(ひとり100Rs.)
やはり茶樹は低木の中国種(もしくは交配種)
新芽はどこに!?
この時期(2月後半)は、丁度新芽を刈り終えたばかりの時期。
今は茶樹を休ませている時期なんだそうです。
ダージリンの「ファーストフラッシュ」というと、1〜2月に刈られた新芽で作られたお茶のことを指します。
シーズン毎の分類はこんな感じ↓
・ファーストフラッシュ
1〜2月(雨季の直後)に収穫。ちょうど緑茶の新茶のような爽やかな香りで、味わいはかなりライト。
6月ごろに収穫開始。ダージリン独特のフレッシュな果実香がするのが主にこれ。
ファーストフラッシュと比べると味わいもかなりしっかりしている。
・オータムナル(オータムフラッシュ)
10月〜11月ごろに収穫される。3つのシーズンの中では1番どっしりした味わい。爽やかというよりも、落ち着いた深ーい良い香りのお茶。
中国からもってきたという乾燥?機
ある程度知識として知っていることも、実際に説明を交えながら見学するとより実感が湧くようになります。
これも、当時中国から持ってきたという、茶葉のダマを解いて篩い分ける機械。
現在、工場はお休み中
「ダージリンの茶葉のほとんどは、CTCではなくオーソドックス製法で加工されます。」
と、説明は続く。
チャイなどに使われる茶葉は、葉を刻んだのちに丸めるCTC製法。インドではこちらが一般的。
一方で…
こういうの。
我々が「紅茶葉」と聞いてイメージする方が、オーソドックス製法の茶葉。
我々が一般的だと思っている方が、インドではむしろマイナー…うーん。
待ってました!
最後はお楽しみのテイスティング。
手前から…
・ホワイトティー
→ファーストフラッシュの芯のみを使った超希少茶葉。だいぶ薄味。
・グリーンティー
→ダージリンでは時期によっては緑茶を作ることもあるとのこと。日本のお茶というよりは中国茶に近い…けれども、このテイスティングではよく分からん!
・ファーストフラッシュ
・オールシーズンズ・ブレンド
・スパイスフレイバードティー
の順。ただ、全体的に茶葉少なめで少々分かりづらい!
結局、オールシーズンズ・ブレンドを少量だけ購入。
しかし!茶園探訪の旅はまだまだ続く!
次回なんと!茶園を営むファミリー宅にホームステイ!さらに深ーくダージリン・ティーの秘密に迫ります。
お楽しみに!
http://zerooneyome.hatenablog.com
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