感激!ダージリン・マカイバリ茶園にホームステイ!〜その1
早速ですが、こちらをご覧ください。
ドドーン!
の、ほんのごく一部!!
ダージリンの町から、列車で山を降ること2時間半。
トイ・トレイン(現役バリバリ)
列車つっても蒸気機関車ですけどね!
んで、到着したクルセオン(kurseong)という町から、乗り合いジープで約15分ほど行くと…
堂々たるオーガニックの文字
多くの茶園が鎬を削るダージリンにおいて、特にクオリティに拘ることで有名な、マカイバリ茶園に到着!
(※意外なことに、ダージリン地方の主要な茶園のほとんどはダージリン市街地からめっちゃ離れた所にあります。)
あっ!日本語の看板も!
実はここ、他のダージリンの茶園と違い、茶園の周辺に住むコミュニティ(家族とその親戚たち)の手で営まれています。
マカイバリ茶園のボスも、従業員という言葉を使わずコミュニティ、ファミリーと言うらしい。
そして今回なんと…
笑顔のアンマー(おかん)!
グラン・アンマー(祖母)
まだ赤ちゃんのスワラジ(なんと曽孫!)
と、そのお母さんのお姉さんにあたるスウェータさん
女性陣(とうちの嫁とスワラジ)大集合
コミュニティのいち家族のもとにステイさせてもらいました!
紹介してくれたのは、ここのアンマーの息子さん。茶園のガイドも勤めています。
ムンバイのレストランで働いたこともあるシティーボーイだそうで。
お家に案内され…
こんな感じの外観(※長屋みたくなっていて、向こう三軒両隣みーんな親戚)
早速出てきたのがこちら!
着席から約30秒
まずは味わってみて!と自慢の紅茶でおもてなし!
ストレートはもちろん…
ミルクティーもめっちゃ美味い!
実は到着した日は、ちょうどホーリー真っ只中。(※ホーリー=春の訪れを祝うヒンドゥー教のお祭り)
工場も茶畑もみーんなお休み!!
なのでティーブレイク後は…
グランマin畑
茶園へ続く山道
とある路地
お家の近辺をぶらぶらお散歩。
地域犬のエンジャン(おとなしい)
託児所にて
コミュニティの皆さんは、ほぼ全員ネパール系。もともと、ここはネパールの土地だったんだよと皆話します。
軒先で米を研ぐ主婦
ネパールらしい旗
ヒンドゥー教や仏教など、コミュニティ内でも家族によって信仰は様々。でもその生活様式や文化は、ネパールそのもの。
今現在も、この地域の独立を目指す「ゴルカランド運動」と呼ばれるデモやストライキが起こっているようです。
雄大な自然に広がるダージリン地方の茶畑の背景には、そうした複雑さも見え隠れします。
散歩を終えた頃にはもうお昼。
帰宅すると、台所から何やらいい香りが…
もう美味そう。
豪華なお昼ご飯!
左から、ダール、オムレツ、アルータルカリ、ラヤサーグ(庭で採れた菜の花のスパイス炒め)、サラーダ(生野菜スパイス和え)
アンマー特製のダルバート!
そう。食文化も、もろにネパールなんです!
家庭料理ならではの素朴な味わいが染みる…美味い、美味い!
にわか仕込みのヒンディー語で「スワーディシュト!(美味しい!)」と伝えると「そういうときはミトゥバヨーと言うんだよ」とアンマー。
言葉もやっぱりネパール語!
ダルバート食堂店主のりょうさんに教えてもらったネパール語が、まさかここで生きるとは!笑
僕も嫁も、がっつり食べてお腹パンパン!
来客用のお部屋の様子。めっちゃキレイ!
食後、しばらく部屋で寛いでいると、早くも台所では作業をする音が。
行って覗いてみると…
マサラと一緒にマッシュしたアルー(ポテト)
謎のペースト
見慣れぬ食材onザル
既にもう晩御飯の下拵えをしてました!
謎のペーストはベサン粉(ひよこ豆粉)にチリを加えた衣で、ザルに上げてあるのは、水で戻したキノコ。
玉ねぎとトマト。準備万端!
作る所を見せてもらえました!ワクワク。
熱した大豆油に、タマネギ→トマトの順に投入。
スパイスは手でつまんで!
ターメリックとチリパウダーを加えたら…
ギュ〜〜っと
もどしたキノコをよーく絞って、鍋に入れ…
味の決め手
仕上げはコレ!と取り出したのは、SUNRISEというメーカーのTADKA masala(タルカマサラ)と書かれたミックススパイス。
香りとパッケージからして、インド料理のダル・タルカ用のスパイスと思われますが、経験上インドのオカンが普段使いに選ぶこうしたスパイスは総じて美味い!
完成!ヨダレもの!
あっという間に、マッシュルーム・タルカリの出来上がり!
マッシュしてあったポテトは…
真ん中は窪ませる
一口大に形成して…
ジュワッと
ベサン粉の衣でじっくり揚げる!
サクッ!ホクッ!
家族全員の大好物。アルーチャップの出来上がり!
!!?
するといきなり、おばあちゃん登場。
手に持っているそれは…もしかして…!?
並々と…
しかも自家製!なんと、おばあちゃんが直々に醸造したロキシーを、飲めや飲めやと並々と…
先程のアルーチャップも、揚げた側からじゃんじゃんテーブルに。
男ならこんくらい飲むやろ?と
美味い…止まらん…ロキシーとアルーチャップの無限ループ…
晩御飯前なのに、もうすでにお腹いっぱい笑
ちなみに、おばあちゃんはザルらしい。納得。
キノコの食感がまた良いのよ…
晩御飯のダルバートは、締めになりました。
この後、2人とも大爆睡。
後半に続く!
http://zerooneyome.hatenablog.com/entry/2018/03/04/000754
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