ゼロワンカレーインド研修2019〜トランジット香港編
さあ、今年も始まりました!恒例ゼロワンカレーのインド研修!
今回は2019/2/28〜2019/03/15の二週間お休みをいただいてます。毎年ご不便をおかけ致します。
今回のトランジット先はちょっと珍しいです。
まさかの第二ターミナル
からの…
香港!
例によって目的は飯なので、ついた側からどんどん行きます。
まずは朝ごはん。
白身魚のお粥
腸粉(米粉の生地を細く巻いたもの)
プレーンの腸粉、初めて食べたけど具は無しで完全に生地メインなんですね。ペナっとした食感はお粥と相性悪い…苦笑
台湾でもおなじみ
揚げパンと豆乳。朝食はこんなんでいいですね。豆乳がローカル製造で素朴でうまいです。
揚げパンは妙にしょっぱい。謎!
既視感と違和感
過去に3度ほど台湾に行ったことがあるんですけど、料理は似ているようで全然違います。
既視感と違和感2
日本でもよく見る豆花(トウファ)ですが、台湾が黒蜜系のタレであるのに対して、こっちは謎のオレンジ色の砂糖。写真手前のものに至っては、大麦と銀杏のシロップ煮という完全に謎なトッピング。意外といけるけど、量が多い…
お次はディナー!やはり香港は広東料理だろうということで、広東料理のお店にしました。
青島ビール。南国の気候によく合う!
鶏ガラと蟹味噌の壺蒸しスープ
ドラゴンフルーツ&パイン入りの酢豚
鶏肉のXO醤炒め
今日一番の大当たりは「ドラゴンフルーツ&パイナップル入り酢豚」
まず豚肩肉の揚げ方がジャスト。甘酢餡(タンツウ)はフルーツの甘み酸味を計算に入れた味になっていて、日本の酢豚にありがちなフルーツ入れないで欲しい感は皆無!名人芸ですよこれは!
あからさまに美味そうな鶏ガラと蟹味噌の壺蒸しは、酸味と塩味がやや足りずちょいイマイチ…
朝市。日本国産の輸入フルーツ多し。
主婦で賑わう野菜市場。
地元の食を探るに際し、地元の市場を覗いてみるのはかなり為になりオススメです。
飲茶も食べたかったので、某有名店に突撃。
メロンパン三連星
潮州式蒸餃子なるもの。豚ひき肉、クワイ、干しエビ、ニラ入り。美味い。
ゼロワンカレーの近所にある、タイ食堂RAKの店主さんに教えていただいたこの「叉焼入りメロンパン」。
サクサク生地と甘辛叉焼が相まってうまそうやん…と教えていただいたその日から味をイメージしまくっていたら実際かなりイメージ通りで美味かったという「ドラゴンボールはネタバレ有りで読んでも面白い」みたいな料理。
明日2019/03/04はまるっと移動日…5日からメインの南インド編になります。
お楽しみに!
広島市の.comm(ドットコミュ)さんところで、ゼロワンオリジナルソーセージを作ったよ!の巻〜中編
↓↓前回の続き↓↓
フェスイベント「森、道、市場」にて、広島市「.comm(ドットコミュ)https://dot-comm.info」さんより、オリジナルソーセージ作りの提案をいただいたゼロワンカレー店主。
果たしてそのアイデアとは!?
平和とお好み焼きの町
はいっ。というわけで、広島に到着しました!
例のお話を受けたのが5/12でしたからね。僅か一週間ちょっと後にはもう広島に行くっていう笑
まあ善は急げということですね、多分。
ロゴ発見!
夜行バスで難波から一晩。
その後、市電を乗り継いで西観音町で下車。
5分ほど歩いたところに、ドットコミュさんの工房があります。
「いらっしゃい!」と快く出迎えてくれるシカさん。
鹿、栽培中(嘘)
と同時に、エントランスにて大量の鹿の角と頭蓋骨がお出迎え!
凄く…ガチムキです…
あとこれがフライヤーの画像。ヤバい。どうかしてる(褒め言葉的意味で)。
シカさん(左)とノム兄(右)…なんですけど、この筋肉見せられた上に、猟銃で武装とかどう考えてもオーバーキル。
地上最強?地上最強の生物なのか?この御二方は。
店のファーストインパクトもめっちゃ強い!笑
く…黒い!?
「じゃあまずはこれを試食してみて!」と早速出してくれたのは、何やら真っ黒なソーセージ…なんじゃこら?
早速ボイル&ソテーしてもらい、恐る恐る齧ると…美味い!
鹿肉の濃い風味がガツンと来て、その奥に深いコクと…馴染みのない、でも香ばしい風味が!?
実はこれ、イカスミとトマト、それにマカを練りこんであるソーセージで、なんとシカさん行きつけの理容室とのコラボソーセージとのこと。飲食店だけじゃなく理容室ともコラボ!?面白いっ!
https://dot-comm.info/product/【男の活力・マカ】-オールブラックス
ちなみに↑のドットコミュオンラインショップで購入可!
男の活力か…なるほどねぇ(意味深)
試食でもまんまと度肝を抜かれた我々ですが、しかし僕の脳裏には、一週間前から離れないあるアイデアがありました。
そこはかとない違和感。
まずはこちらをご覧下さい。肉屋のアンマー(おかみさん)が手にしてるのは、紛うことなきソーセージ。
そう。インドには、植民地時代にもたらされた伝統的なソーセージがあるんです!
その名も「Goan sausage(ゴアン ソーセージ)」!
「インドには…」と言っても、その名の通り南インド・ゴア州にだけ伝わる、超ローカルでマニアックな料理。
当時、多くの地域がイギリスの支配下に置かれる中、ゴア州とその周辺地域だけは唯一のポルトガルの領地となり、その際にもたらされたものと思われます。
「これを日本で再現、販売してる人なんているだろうか?いや、いないに違いない!(反語)」
はっきり言ってドットコミュさん側からしてみると無茶振りもいいとこだと思いますが笑
しかし、シカさんにこの話を持ちかけたところ、なんと二つ返事で快諾!
「早速工房で試作しましょう!」との事で今日に至った次第であります。本当に感謝です!
さて次回は、いよいよオリジナルの「ゴアン・ソーセージ」の試作に入ります。
互いに未知の味づくり…果たしてどうなるのか!?
乞うご期待!(つづく)
広島市の.comm(ドットコミュ)さんところで、ゼロワンオリジナルソーセージ作ったよ!の巻
2018年5月11日。土曜日なので通常は営業日のはずなのですが、その日は何故か愛知県蒲郡市におりました。
濱田さん(カラピンチャ)がハイテンション
フェスイベント、森、道、市場!
谷5のダルバート食堂、王子公園のカラピンチャと共に、久しぶりのKA・ZE・DA!(カラピンチャ、ゼロワンカレー、ダルバート食堂の頭文字を取った合同名義)でのイベント出店!
イベントでもきっちりワンプレートStyle!
主催の皆様の協力もあって、イベントは大盛況。てんやわんやのうちに帰宅、解散。
ブースまで足を運んでいただいた方々、本当にありがとうございました!
…ですが、バタバタし過ぎていて、イベントの事をあまり覚えていないっ!写真もほぼ撮ってない!笑
そんな中、一際印象に残っているのは、そう。
KA・ZE・DA!のブースの真向かいで出店されていたこちらの店舗。
大変気になる猪ソーセージの文字…
広島市から出店の.comm(ドットコミュ)さん!
質の良い素材の追求に僕たちは妥協しない
身体漲る天然のジビエ肉、
インドからホールで仕入れる挽きたてのスパイス。
広島市近郊で取れたフレッシュなハーブ。
保存料、添加物は不使用、
代わりに一つ一つ 魂込めて作ってます。
(ホームページhttps://dot-comm.infoより抜粋)
もうね、何がヤバイって、ソーセージの香りですよ。
我々のスパイスの香りを縫って、香ばしいジビエソーセージの香りがガンガン来るんです。
一口かじると案の定、牛や豚では出せない、濃いジューシー感が口いっぱいに広がり、ビールが手元から消えます。めちゃくちゃ美味い!
雑誌より抜粋
そんなヤバいソーセージを作っておられるのはこちらのお二人。
右が「シカさん」で、左が「のむ兄」。
シカさんはシカの食べ過ぎで周りからそう呼ばれるようになったらしい…ヤバい!笑
お気づきかと思われますが、御二方とも筋肉が凄まじいです。
それもそのはず、お二人とも元格闘家で、しかも猟師さんという異色の経歴!
現在は、猟銃を包丁に持ち替えて、猟師仲間から仕入れたジビエをソーセージ等に加工し、全国に発送する日々という、男子なら聞くだけでワクワクが止まらないプロフィール。
ビールとソーセージを交互にやっつけながら、僕ももう興味深々。
元々ジビエに興味があったことも手伝い、根掘り葉堀り質問するゼロワン店主…そんな自分に、シカさんから思いもよらないお話が飛び出しました。
「ドットコミュでは、店舗オリジナルのソーセージをオーダーメイドで作ってるんですよ。ゼロワンさんもどうですか?」
これは…もう作るしかない!
そのときゼロワン店主の脳裏には、閃光のようにあるアイデアが浮かぶのであった…
次回に続きます!笑
【ゴールデンウィークと5月の営業日のお知らせ】
2018.4.14〜尾道イベント出店のお知らせ
すみません、臨時休業のお知らせとなります…!
2018/4/14(土)〜4/19(木)迄、広島県尾道市でのイベント出店のため臨時休業とさせていただきます。
ちなみに何のイベントかというと、こちら↓
U-zhaan、鎮座DOPENESS、環ROYによる『タブラップ カレーマルシェ&Live』!!!
こちらがタブラ奏者のU-zhaanさん。
ヨルタモリ等のメディア出演も多いのでご存知の方も多いと思います。
(※ダブラというのはインドの伝統楽器のひとつで「世界一難しい」とか「素人では鳴らすこともままならない」とかのステータスで知られる打楽器。太鼓とは思えない独特の音色も出せる。)
ひょんなことから東京でお会いして以来…
こちらのアルバムもヘビロテ中。
というか、こちとらASA-CHANG&巡礼の頃からのファンですし。
頑張る!!!!頑張るしかない!!!!!
4/20(金曜日)から通常営業となります。
ご不便おかけしますがよろしくお願いします!
2018年インド旅最終回!ニューデリー→マレーシア→関空
夜桜、最高!!!!
というわけで、無事に日本に帰国し、早10日が経ちました笑
しかしブログの上では、まだ我々は東インド。
あれからどうなったか記さねばなりますまい!
超僻地ノングリアット村からアッサム州の都会グワハティに戻ってきたとはいえ、長旅の疲れで我々はもうヘロヘロ。
だが、そうなるであろうこともちゃーんと見越して、帰りはグワハティ〜デリー間の航空券を予約済み!
こちとら伊達に6回もインドにステイしてませんよってに。
んでその帰りの飛行機が…
タミルのスーッパル・レジェンド
ラジニジェット!ヤッター!!!!
説明しよう。ラジニ・カーントとは、インド人なら100人中100人知ってるレベルの、タミル映画のスーパー(スーッパル)スター。
インド映画らしい絵面だこと
ヒット作は数知れず。
インドだけならいざ知らず、実は日本でも「ムトゥ〜踊るマハラジャ」が99年頃に大ヒット。
(その後ウッチャンナンチャンのナンチャンが、インドロケでこれのパロディみたいな映画を作ってたのもなんか覚えてる…)
乗客で唯一テンションの上がる自分を尻目に、とっとと機内に乗り込む嫁はん。
大爆睡ののちに…
コンノート・プレイス
24セブン(カオス)
ニューデリーに到着!
大都会!コンビニがある!!思ったより綺麗!
インド訪問時はもっぱら南インドの空港を利用する関係で、デリーにきちんと滞在するのは、実はほぼ初めて。
でもやっぱり、都会はいいですよ。
カルナータカ産スーラ・カベルネ・ソーヴィニヨン片手に…
タンドゥーリ料理と…
ムグライ式のコルマ!
飯は美味いし、お酒が飲める店も多い!
インド訪問経験のある方は、「都会はしんどい」とおっしゃる方がやはり多いです。
確かにゴミゴミしてて交通量は多いし、凄く分かるんですけど、でも都会に行かなきゃ味わえないものは多いし、逆に田舎特有の料理とか名物は、実はそんなに多くない…そう考えると、食が目当ての我々にとっては楽しい場所です。
デリーのHA・RA・JU・KU !
デリーの滞在時間は僅か2日!
気になる場所にはどんどん行くしかない!
ということで、今デリーの若者にとって最もホットなプレイスである「ハウツ・カズ・ビレッジ」に行ってきました!
上の写真の通り、路地にオシャレな店がひしめき合う様はまさにデリーの原宿…。
いきなり古代
そして繁華街のすぐ裏手には、何故かでっかい遺跡と公園が!
文化遺産と裏原宿がくっついたような街並み…カオス過ぎるけど、面白い!
プライバシーに配慮し遠方から撮影
辺りには昼間からイチャつくカップルだらけ。こういうところも流石は都会。
未婚約のカップルは公然とデートすら出来ないインドでは、なかなか見られない光景です。
シュッとしたパオバジ(ノンベジ)
そんなこんなで、あっという間にフライトの時間に!
遺跡の見えるオープンカフェで軽食を取り、インディラガンディー空港へ向かいます!
2018年インド旅。一か月のステイも済んでしまえばアッと言う間!
でもインドはやっぱり不思議な国です。
タミルの人々が住む南と、ヒンディーの地である北。さらに北にはネパール・チベット系の暮らしがあり、東の果てには全く異なる民族がいて、それぞれの食文化もある。
面白いのは、それらが個々に存在しているのでもなく、かと言って混ざってもいないという点。
例えるならこんな感じ
ちょうど上のようなマーブル模様をイメージするのが良いかもしれません。
民族が違えども、宗教が違えども、インドはインド。でも個々のアイデンティティは溶けずにずーっと存在し続けてている。
凄いバランス感覚だと思います。
そうして今年も無事に帰国!
インドで学んだことに感謝しながら、ゼロワンカレーとオカシモアルヨは毎日バリバリ営業中!
慌しい日本の日常に戻るのであった…
インド旅2018・完!
最後まで読んでいただき、ありがとうこざいます!
風邪と筋肉痛と都会への帰還!
ノングリアット村に到着し、清流に誘われるがままに川遊びを楽しんだ我々。
村の様子はこんなん
村には確かに何もない。でも空気が美味いし水も凄く美味い!
が、しかし。
その代償は決して安くはなかった。
翌日に襲ってくる、凄まじい筋肉痛!!
パイナップル品定め中
画像の左手にご注目。筋肉痛が酷すぎて杖無しでは移動出来ないです…
丸一日休んでも疲労は取れず、かといってノングリアット村に長居するわけにもいかない…
地獄が待ってる♪
この状態で、石段が続く山道を、荷物担いでまた2時間!
モチベーション最低
そらこんな顔にもなります…。
あ、あと3rdメンバーのRENATO-san
イタリアンイケメン
彼は、水浴びの直後に悪寒を訴え、発熱の後に星になりました。
合掌。
僻地でもインドはインド。なんぼ水や空気が綺麗でも舐めてはいけない…(その後彼は無事に回復し、下山後ゴア州に向ったそうです。よかったよかった。)
夜景が眩しいぜ
帰り道もまた6時間半かけて、都会グワハティに到着。普段はうんざりなゴミゴミ感も、この時ばかりはちょっと嬉しい!
というわけで…
都会を大満喫
グワハティのグルメも掘ってみよう!
特にこの料理が有名!というものはないものの、ざっと街を見た感じノンベジの店が多い印象。ムスリムの国であるバングラデシュが近いのもあるのでしょうか。
上の写真2枚目のチキンドライ・フライや…
丸ごと!
フィッシュ・フライも、マリネしたのちタンドゥーリで火を通した肉や魚を油で揚げるというムスリムっぽい仕様。
どちらも身が柔らかく絶品!
ロティは1人1枚でも充分
こちらは、タンドゥーリロティとフィッシュカレー。
コルカタものと似てるけど、マスタードの風味はやや控えめで食べやすい!
ただその一方で…
お高いバーレストランにて
案外お酒が飲める店も多い!(高級店もあるし、庶民的なバーも多い)
街中にもかなりの数のワインショップ(インドでは酒屋さんの事をワインショップと呼ぶ)ごあり、これはキリスト教の影響なのか??
なんにせよ、1週間と3日ぶりの冷たいビールは染みる…美味い!
ビールのお供
セミスパイシーなマトンリブなどをいただきました。高級路線の店にしては…まあまあかなという印象。
さあ、旅も残るところあと僅か!
ビールでエネルギーを充電し、デリーへと向かいます!
次回、2018年インド旅最終章!
http://zerooneyome.hatenablog.com
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