笑顔でイッライ!〜ゼロワンカレーオフィシャルBLOG

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車では行けない! 秘境ノングリアット村と木の根の橋!

チェラプンジでの一夜を過ごし…

 

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夜明けのチェラプンジ!

 

ニワトリの声と共に起床した我々。

ここから3人(僕、嫁はん、RENATO-san)で、メガラヤ州のさらに奥地にあるノングリアット村を目指します!

 

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チャイ屋にて。カシの人々と。

 

まずはタクシーを拾い、山道を30分ほど進む。

すると…

 

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心を叩き折る階段…

 

突然、こんな感じの石段が続く山道の手前で降ろされて「ここから徒歩でだいたい2時間だよ〜」と…

車では行けないということは事前情報で分かってはいたものの…

 

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木製吊り橋(ゆれる)

 

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無限階段(つらい)

 

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ヤバい吊り橋(やばい)

 

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…の足元(やばい)

 

こんな道!徒歩で行くのもツラすぎる!!

 

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隣の山でねが

 

ちなみに目指す村はここです。ここ。

谷を越えて吊り橋渡って、あそこまで行かねばなりません。

 

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 インド人旅行者も多いです。

 

途中、人とすれ違っては何度も休憩を挟みます。でなきゃ膝が笑うのなんの! 29年間付き合っていて、あんなに膝が爆笑したのは初めて…

 

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 ロングルートブリッジ

 

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水が綺麗過ぎる

 

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蝶が手に…!

 

でも…でもっ!

景色が凄い!凄すぎる!

観光客は確かに居る。居るけれども、自然はほぼ手付かずのまま!

あと何より驚くべきは…

 

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採水地:インド

 

川の水がそのまま飲める!!!

インドで!!!インドで!!?

飲めるだけならまだしも、この水めっちゃ美味いです。味のクリアさは、ペットボトルのミネラルウォーター以上。

 

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看板に偽りなし

 

村にあった張り紙。

ざっくり訳すと…「ノングリアット村には美味しい湧き水がありまっせ!ボトルウォーターは買わんでよろしい。」

みたいな事が書いてある。

凄い!凄いぞノングリアット村!

 

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待望の文字

 

そして、ヤバい道を2時間半かけてようやく村に到着!

2時間って言われてたけど、道に迷って2時間半!

 

ちなみに村には宿泊施設が一件しかありません。

パンパンの足で這いながら宿のオーナーに部屋はあるかい?と聞くと

 

「Only OpenDomi !!」

 

という返事が。オープンドミ??オープンドミって何??

 

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上じゃなくて下ね

 

オープンドミ!!?

 

外!外で寝ろと!?

なるほど、確かにベッドはあるし、蚊帳もついている。ていうかここしか泊まる場所がない。

でもこれをオープンドミ!と言い切る根性が凄いな…。

 

しかし、状況とは裏腹に我々のテンションはMAX。何故ならそう…

 

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岩場には注意

 

水浴びタイム!

 

心身ともに疲れ切った我々を癒やすのは、ノングリアットの清流以外にない!

 

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 驚きの透明感。

 

見てくださいよこの澄み切った碧(あお)!

日本なら間違いなく名水百選のトップランカー。

泳ぎながら、喉が渇いたら飲んじゃえレベル。

村の近所の水浴び場ですらこんななのに…

 

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秘境 ヤッター!by RENATO-san

 

さらに上流の滝の周囲はもっと凄い。

 

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神秘の水質

 

四万十川上流でもかくありきか…

改めて、ほんとにインドだよね?ココ…

この清流がほぼ貸し切り状態だなんて、なんて贅沢!

 

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これ全部木の根

 

ノングリアット名物、ダブルデッカーも見てきましたよ!

ゴムの木の根だけで出来た、今も生きてる橋。上下2本1組で「ダブルデッカー」と呼ばれています。

 

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アニメやファンタジーじゃないんだから…

 

RENATO-san曰く「Like a Load of the Ring ! 」

 

まさしくその通りの見た目。

木の根がめちゃくちゃ複雑に絡まり合って強固な橋を形成しており、フロド達が歩いててもまるで違和感なし。

 

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目立つゼロワン周年T(ピンク)

 

あとこの橋、ヤバい吊り橋と違って、揺れも撓みもしません。

なんでもチェラプンジ及びその周辺地域は、降水量世界最多の記録があるくらいの多雨地域。

雨季になるとあらゆる橋が流されてしまうらしく、村人の長年の知恵で、この生きた木の根の橋を作り上げたらしいです…気の遠くなるような話…。

 

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改めて見ると凄いが…

 

水浴びで汗を流し、例のオープンドミに帰還。

空気も綺麗で風も爽やか。えらいもんでこの環境だとオープンドミが逆に贅沢に思えてくる…。

あ、蚊帳の活躍のおかげもあって、寝心地は案外悪くなかったです。

 

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出ましたカシフード

 

晩御飯は、宿のオヤジ特製のカシ料理。

でもこれはベジなので、生臭くはなくまあまあイケる!

シナモンリーフの仄かな香りも、ベジの場合は悪くはない!

 

まあでもアレですね。

ここでの1番のご馳走は、水と空気ですね。マジで。

 

案の定この日は3人とも撃沈。

翌日、地獄が待っているとも知らず、深ーい眠りに就くのであった。

 

http://zerooneyome.hatenablog.com/entry/2018/03/15/160841

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